現実と理想の狭間で〜ゆりの日常 in London

イギリス・ロンドンに住んで4年目の日常。芸術と旅行が好き。

ロンドンでiPhoneを盗まれました☹️

ロンドン在住4年目にして初めてひったくりにあいました☹️

 

バス停で待っていたときに自転車で?

私はそのとき、出張レッスンの帰りでバスの予定時刻まで7~8分ほどはやくバス停に着いてしまい、バス停にあるこの横長の赤いベンチに寄っかかるような姿勢でバスを待っていました。

 

BBCニュースからコピーしたバス停の写真⇩

 

Image captionたしか両手でiPhoneを握りながら、インスタグラムをいじっていたときに突然視界に影が現れ、自転車に乗った男性があっという間にわたしのiPhoneを掴んで走り去っていきました。私は返すれた声で叫び声をあげましたが、圧倒されてしまい立ち尽くしただけ。

もう盗まれたものは仕方ないので、とりあえず何かをしなければとiPadを持っていたので、インターネットが繋がるような場所を探して歩き始めました。

 

警察は役に立たない

ロンドンのわりと中心部に近いエリアだったので、よろよろWiFiを探しながらカフェやレストランを彷徨い、最終的にitsuの店員さんに近くの警察署の場所を調べてもらい(運がいいことに徒歩5分以内だった)iPadスクリーンショットを撮り、警察署に行きました。

警察の入り口には数人がいて警察官の対応を待っているようでした。だれか警察官が私にも対応してくれるかどうか様子を伺って立っていると、手前にいた女性も全く同じ被害に似たような時間にあったようで、私は声をかけ、ひったくりをした男性の特徴などを話した結果、おそらく同じ人物のようでした。

その女性はおそらく知り合いの男性2人と一緒で警察の受付で頑張って対応してくれる人を待っているようで、いかにも時間がかかりそうだったので私はその部屋の椅子に腰をかけ待つことにしました。そしたら同じように椅子に座って待っている男性が声をかけてくれて、何が起きたかを話したところ、その男性も過去2回も携帯を盗まれたことがあるらしく、とてもありがたいことに、盗まれたiPhoneからログアウトしてデータを盗まれないようにする方法を教えてくれ、男性のiPhoneからhotspotのシェアをしてくれました。そのおかげでおそらく被害に遭って20分以内にはiPadを使って盗まれたiPhoneicloudgmailなどからのログアウトをすることができました。

 

やらなければいけないことは、googleからicloudにログインもしくはapple製品を持っている場合は"Find My"のアプリを起動して、盗まれた製品を"Lost"に変更することです。そうすることで、盗まれたiPhoneはロックがかかり、iCloudからもログアウトされ、Apple Walletなども凍結されます。

support.apple.com

私はこれをしてからicloudgmailのパスワードも変更し、念の為すべての他のデバイスからログアウトをしました。

その後、先ほど喋った、同様に携帯を盗まれた女性がやってきて、警察官から渡されたらしい髪の切れ端を見せてくれました。そこには、オンラインリポートフォームのURLが記されていて、警察官からは忙しくてここで報告書を作ることはできないから、ネットからオンラインフォームで通告してくれと言われたと話してくれました。私はこれを聞いてわざわざ警察官に話すことはないと思ったので、警察署に行ったのに結果的に警察官とは一言も交わさずに帰ることにしました。笑

現金もしくはカードを持ち歩いたほうがいい

これは私の注意不足なのですが、基本的にiPhoneApple Walletで支払いを済ませて生きてきたので、現金やカードを持ち歩くことを忘れていて、その時まさかの無一文。あるのは話した通り、iPad。ということで、警察署にいた男性にWifiをシェアしてもらったときに、夫にそそくさと連絡。お金もカードもないと言ったら会社のクリスマスパーティを抜け出してきてくれました。感謝🙏

そしていざ帰ろうとしてバスに乗ろうというときに、日本ではよくやるであろう、ドライバーに2人分の支払いを求めたところ、一言『できない』と。似たもの夫婦というか、夫も自身のiPhoneしかもっていないのでそれ以外に支払い方法はなく。プラスチックの板が間にあってドライバーが何を言っているのか全然聞こえないので、ささっと私のiPhoneが盗まれたことと夫もカードを持っていないことを説明しても、どっかに行ってカードを持ってこいと怒られただけで仕方なく降りようとしたら、中に乗っていた女性がほかにもカードを持っていたようで、私の分を払ってくれて乗ることができました。。(とっても申し訳ない)

イギリスは本当にカード社会でどこでもiPhoneで支払いができてしまうので、面倒くさがりの私たちはiPhoneだけもって家を出てしまうことがしばしば(というかほぼ毎日)。ちゃんと何かが起きた時のために、カードを持っておくべきだなと思いました。

 

特にスクーターや自転車には気をつけて。

私の場合は自転車でしたが、Mopedと呼ばれるスクーターからの被害もかなり多いです。

 

 

私が生徒さんとの会話の中で、How are you?と話すことが多いのですが、この会話で『I am good~だけど数日前にiPhone盗まれたんだよね〜』と話すとかなりの確率で、おなじ目にあったことがある、もしくは、家族で被害にあった、目撃したなどの話が出てきます。

結構よく聞くのが、2回もしくは3回も盗まれたなど、前より一層気をつけて行動しているはずなのに盗まれてしまうということ。道端では極力携帯を使わないほうがいいみたいです。(もちろん初めての場所に向かうときとかの地図アプリとかはしょうがないですが、気をつけて!)

というわけで、気をつけても盗まれる可能性があるのなら…ということで、次回から保険に入ることにしました。

 

ロンドンだけではない、あちこちで起きてるひったくり

日本はまだこういう被害は少ないと思いますが、ロンドン以外でもかなりよくあるタイプの犯罪なので、iPhoneを外で利用するときは気を付けてください☺️

この夏、インドネシアのバリ島に旅行に行った際は、私たち夫婦と友達合計4人で、2人乗りで2つのスクーターでバリ島を散策したのですが、私の友達がスクーターの後ろに乗ってgoogle  mapを使ってナビをしていたところ、かなり混んでいる道で他のスクーターにiPhoneを盗まれてしまいました。彼はiPhone 14 Proかなんかを使っていて、旅行中の写真なども全部消えてしまってかなり落ち込んでいました。今後はiPhoneは高いし盗まれたら勿体無いということで、アンドロイドに変更したようです。

ヨーロッパ内では、スペインはかなりひったくりの犯罪で有名で、財布を盗まれたりiPhoneを盗まれたり、パスポートがなくなったなどの話を聞きます。あとはイタリアのナポリやフランスのパリなども結構話を聞きます。盗まれない、犯罪に巻き込まれないのが一番ではありますが、そうなった場合なにをしなきゃいけないか、カード情報やパスワードなどを盗まれないようにするために何をするべきかなどを把握しておいて、落ち込みすぎないで落ち着いて対処できるようにしておくのがいいかと思います。

 

 

 

私は気分を切り替えて、年末の旅行を楽しみに通常の生活にもどっています( ◠‿◠ )

 

それでは👋

 

 

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