現実と理想の狭間で〜ゆりの日常 in London

イギリス・ロンドンに住んで4年目の日常。芸術と旅行が好き。

大人バレエ3回目。久しぶりの本格ワガノワメソッドレッスン🩰

こんにちは、10年以上ぶりにバレエを始めてから毎週違う先生のオープンクラスに通い始めて3回目。今回は最も気になっていた、もともとワガノワアカデミーでトレーニングされたロシア出身の先生の初心者クラスに参加しました。

 

1回目と2回目のバレエクラスレポはこちら⇩

yurinonichijo.hatenadiary.jp

 

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さすがワガノワメソッド、これまでで1番きつい。

私は小さい頃にプロのバレエダンサーを夢見てかなり真剣にバレエを習っていた時期があり、私の通っていたバレエアカデミーは先生がロシアのボリショイバレエアカデミーでバレエ講師をしていた生粋のワガノワメソッドトレーニングの教室でした。

ずっとロシアのバレエに憧れがあり、やはりせっかくバレエをまた習うならロシアンスタイル・ワガノワメソッドのレッスンを受けたいという思いからずっとワガノワアカデミー出身のロシア人の先生(イギリスでプリンシパルをされていたらしい)のオープンクラスに参加したいと思っていたのですが、自分のピアノのレッスンのスケジュールなどと被って先延ばしにしていて、ついに3回目で参加することができました。

 

そしてクラスが始まって早20分でもうわかる、これまでに参加した他のクラスと比べられないきつさ。(初心者クラスだよね?)足が追いつかない、体が硬い、バランスが・・・動きが覚えられん、、という感じで妙に懐かしさを覚えました。笑

 

これまでで多分1番多い参加者がいたクラスで、21〜23人くらいが混み合う教室。これまでだったら今日何人くらい参加しているんだろう〜って余裕で数える暇(?)があったのですが、今日は人数は多いし、次から次へ新しい動きを覚えなきゃいけなくて、先生の動きを見ながら声に耳を澄まして、さあ踊ってを繰り返していたら人数を確認する余裕すらありませんでした。😂

 

まずバーレッスン1時間(クラスの2/3がバーでの練習)

ロイヤルバレエの現在のプリマである金子ふみさんがなんかのインタビューでバーレッスンが好きだとおっしゃっていましたが、つま先から手の先までバーの支えを得ながらテクニックにフォーカスできるバーレッスンは私の好きな時間です。バーレッスンを終えたのはすでにクラスが始まってから1時間、クラスのほとんどをバーの横で過ごしたんじゃないかというくらいかなり重点的に基礎を押さえたクラス構成でした。

 

一番最初にプリエ、グランプリエを1番、2番、4番、5番のポジションでやる動きが昔毎レッスンやっていた構成と全く同じだったので、あ!これは知ってるぞ、体が覚えている!という感じで少し懐かしい気持ちになりました。おそらくワガノワメソッドの典型的なバーレッスンの動きなんだと思います。

 

それからタンデュ、フォンデュ、デガジェなどの動きを順番に。また、足の転換や、ルルベ(爪先立ち)でバランスを取ったり、上半身を前に倒してから背中を逸らす動きなど、いろいろな組み合わせて行うので、かなり頭を使って動きを理解しないと、追いつけないかなりレベルの高いレッスンでした。

 

また、アラベスクのポジションでもバランスやピルエットなどよくセンターレッスンでやる動きもバーレッスンで取り入れられていました。

 

センターレッスン(めずらしくクラスの終了時間が数分オーバー)

センターレッスンではパドブレやパッセからのピルエット、振り付けが少し混んだ長い動きなどを全員一緒に行いました。他のクラスではクラス半分に分かれたり、3〜4人ごとになって順番に動いたりもしましたが、ほとんどの動きは全員が鏡の方に向いて混み合いながら練習しました。

 

最後のシェネターンでクラスルームの端から端に移動する動きだけ、全員が並んで1人ずつ音に合わせて回っていくというルーティーン。顔をぎりぎりまで留めてから一気に回して頭がくらくらしないようにとのアドバイスを受けましたが、自分はやっているつもりなのに体がついていってない感覚。回数シェネターンした後はどうしても頭がくらくらしていたので、ここはトレーニング不可欠だと感じました。

 

ピルエットなどはまずクウォーター回転して、次半回転、最後にフル回転をしましたが、まだまだバランスがわるい!参加者の誰かがピルエットでこけてて、先生が問題ないよ、と励ましていましたが、私も客観的というより自分もそうなりそうで笑 小さい頃に若さと勢いで難なくできちゃっていた動きが10年以上のブレイクでこうも変わるものだなあと思わされています。笑 (でも、まだ3回目!!)

 

レッスン後の体の疲れ具合が他のクラスと比べ物にならない

もう開始20分で体の疲弊具合が他の初心者クラスと違う!と感じましたが、もうレッスン終わった時には一旦座って何も考えないで頭と体を充電したいと思う感じ。特にバーレッスンやセンターレッスンの中でもほとんどの動きは体を早く動かして心拍数が上がるような有酸素運動ではないのに、ジムに2時間いたり30分以上ハイペースで歩いた時よりも、汗が張り付くようにでる。でもしっかりトレーニングされた感じがあって、とても気持ちよくもあります。

 

家について、太ももの裏が少し突っ張った感じと、背中周りの疲弊を感じて、これは大人バレエ1回目の次の日のようなひどい筋肉痛が次の日やってくるかと心の準備をしましたが、意外と痛気持ちいいくらいの感覚で筋肉痛はありませんでした。

 

よく上半身を倒したり背中を後ろにそらしたりする動きをしたためか、肩と首が少しだけ痛いです。これくらいの疲労感だったら週2くらい行けないかな??なんて思い始めましたが、自分のピアノレッスンも結構忙しいのでスケジュール相談ですね。その前にお家でストレッチしたり復習をしようと思います。

 

あとがき・母に久しぶりにバレエを始めたことを伝えた

母は小さい頃私がどれだけバレエに夢中だったかを覚えている一番の人物なので、伝える場合しっかり何回か通ってから言いたいなと思っていました。伝えた結果のリアクションはかなり好感で、意外と子供の時に運動しなかったタイプの人が大人になって運動や体を動かすようになるもんだね、って言われました。(私の叔父や祖母が他の例らしい)

 

バレエクラスの後、その格好のままお家でポーズを取ったりバーレッスンでやったことを鏡越しに撮影してスナップチャットで送ったら、やはりバレエを昔やっていただけあって完全な初心者の動きじゃないね、と言ってくれました。これは嬉しい言葉。定期的に通って少しずつ体の感覚を戻していきたいです。

 

 

 

ではでは!!また次回、同じ先生のクラスをすでに予約しました。次のレッスン楽しみ!!

 

 

 

 

 

 

 

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