現実と理想の狭間で〜ゆりの日常 in London

イギリス・ロンドンに住んで4年目の日常。芸術と旅行が好き。

12年ぶりのバレエクラスへ!!初の大人バレエ🩰 @ロンドン

今日は初めて大人バレエクラスに行ったので、そのレポ記事です🩰若干緊張もしたし、色々学べてと同時にいろんな感情が湧いてきたのでその記録をしたいと思います。

 

初心者バレエクラスへ(クラス編成)🔰

私が今回行ったのは、ロンドンの中心部にあるDanceWorks(ダンスワークス)という大きめのダンス教室で、毎日朝から夜まで20クラスほどいろんなタイプのダンスクラスが提供されています。その中でバレエクラスは最も多く、General(一般)、 Beginner (初心者)、Improver (初級〜中級の間)、Intermediate (中級者)、Advanced(上級者)、Professional(プロ級)とAll(全てのレベル)などに分かれています。週に1度のみ、Ballet for Absolute Beginnersというバレエ完全初心者のためのクラスが用意されているのですが、その時間が夜の18:30~20:00でその時間は私の仕事であるピアノレッスンが入ってることが多く、また私は小さい頃に7年間結構真剣に習っていた過去があるので"Absolute"ではないなあということで、Beginner(初心者)クラスを選びました。

 

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昼間の13時からなので結構少人数になるかなと思ったのですが、さすがロンドン中心部、クラスには合計17人が参加していました。私は多くても10人弱のバレエクラスしか経験がなかったので、これは初めて。その中でもおそらく定期的にバレエを習っていて"初心者”ではない人が1〜2人。あとは、数回通っているけどまだ動きがぎこちない感じの初心者の方々でした。(もちろん私もその1人)

 

また、途中からおそらく先生の同僚のバレエダンサー/講師が参加していて、一緒に踊りましたが、やはり安定感とポジションの美しさが違う!グループで順番に踊っても、その方にどうしても目がいってしまうので、さすがだなと感じました。

 

初心者クラスの割に結構難易度高め。

バレエクラスは1コマ90分。最初の30分はバーを使った練習で、バーを移動して5分ほど休憩をしてから部屋の中身で全身を使って踊るのが1時間弱。大人クラスの体験談をいくつかのブログで読んだときに見つけたコメントですが、”やることを覚えられない”というのに若干共感してしまい、これは小さいときに習っていたときはなかった感情なので、少しびっくりと同時にショック!!😅 ただこれは数回行くとパターンを認識しだして慣れることだと思うので、大丈夫でしょう。(そう思いたい!)

 

先生が説明でfifth(5番)とか"back to first(1番に戻して)"のようなことをいうので、私は昔の記憶を辿り手の位置や足のポジションの位置だとすぐに理解したのですが、ある程度ベーシックなバレエ用語は初心者でも知っておいた方がいいと思いました。まあだいたい見て真似ていけば説明を聞き取れなくても大丈夫だったりします。

 

特にバー練習が終わって、教室の真ん中で全身を使って振りを覚えて踊るのが、10年以上ぶりの私には難しく感じました。頭で理解して真似るというより、先生がやったのを見て感覚で試してみるという感じで、私の場合は昔のバレエ経験からの鈍った感覚を呼び起こして頭で考えないでコピーできた部分がありますが、これがもし何のバレエの経験もなかったら体がうまくついてこなかっただろうなと思います。

 

そんなに広くないクラスルームに17人もいるので、大きな動きをすると制限されるため、3〜4人ずつ順番に音楽に合わせて振りをするのを繰り返したのですが、久しぶりの感じに若干緊張。先生はその間見て、アドバイスなどはくれるのですが振りは一緒にやってくれないので、自分の番が来る前に体に振りを覚えさせないとって感じでした。でも少しの緊張は体や脳に良さそうだし、改めてバレエを踊っている自分を鏡で見れるので、慣れていけたらいいなあと思います。

 

やっぱり好きだったバレエを途中断念した後悔が少し。

小学校の間はかなり熱心にバレエを習っていて、実は先生からバレエコンクールやロシアバレエ短期留学を勧められたことがありました。バレエとピアノの間で迷った結果、ピアノを選んだのですが、心から情熱があったのはバレエだったような気がしています。ある意味、完璧を求めてしまったからこそ、挫折などが怖くてバレエを続けていけなかった。もちろん音楽は大好きですが、ピアノや音楽は私の中のセーフオプションでした。

 

やはり10年以上のブランクは大きいです。初めてジムを行ったときほどの部外者感はないものの(笑)、単純な動きなのに体が思ったように動かない、筋が突っ張るし、何よりも体が硬い。本格的に真剣に取り組んでたバレエをやめてしまってから、趣味として続ける勇気がなく、背を背けてしまったことを後悔しました。私は基本的に人生後悔したくないし、ほぼしないのですが、これに関してはもう少し何かできていたかも、そんなに頑固にならなければ、と思います。私の母は私がバレエに愛情をあることを気づいていたので、ピアノを専門に頑張るとしても週1でも続ければと声をかけてくれていたのですが、ここに関しては私はかなり頑固だったと振り返ります。

 

バレエを断念した理由の一つに、身長が伸びなさそう、ということがありました。成長した今、私の身長は155cmで日本人の平均身長より小さいです。とくに、日本の大手バレエ団ではバレエ団により規定が違いますが、多くがオーディションの規定として160cm以上を求めています。なので、それに足りなさそうだと感じた私はまず頑張っても扉が開かないだろうと思ったのです。でも、今日の先生はプロとして踊り続けているバレエダンサーでもありますが、まさかの私よりも小柄。とても可愛らしい。なので、これも理由になっていなかったなと思いました。

 

もし、続ける勇気と情熱があって、努力さえできれば、きっと何かしら扉が開いたはず。もう後戻りはできないので、プロフェッショナルになるつもりはありませんが、好きだったバレエを心から楽しんで素晴らしい趣味として続けて行けたらなというのが今の私の目標になりました。

 

あとがき

結果的に行って良かったと思いますし、これから定期的に通いたいと思っているので、また自分の上達度具合や感じたことなどを記録していきたいと思います。☺️🩰

 

この教室は制度的にも場所的にも一回の参加者が多いので、こじんまりした感じではないし先生とのコミュニケーションは薄そうですが、柔軟に好きなタイミングでクラスを予約できるので、縛りが少なくて続けやすいかもと思います。

 

次回のバレエクラスを来週にすでに予約しました!習ってみたいと思っていたロシアのワガノワバレエアカデミー出身の先生にしてみました。楽しみ。

 

ではまた!!

 

 

 

 

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