現実と理想の狭間で〜ゆりの日常 in London

イギリス・ロンドンに住んで4年目の日常。芸術と旅行が好き。

映画『ロッキー』ロッキーの独特な口癖にハマる

お題「忘れられない映画やドラマのセリフ」

 

昔から映画好きでよく映画館に1人で通ってました。その頃一時期見た映画を毎度レビューしてみた時もあったんですが、最初は楽しくても新しい映画を見るたびにレビューを書かないといけないと思ってしまうとだんだん負担になってきてしまい続かなかった経緯があり、もう映画レビューはあまりやらないと決めたのですが、たまに気に入った映画があってその後他の映画やドラマを見た後も心に残っている映画やドラマについてだけ、胸に残っていることを書き残していこうかな〜と思ったり。時間と共にいつかはだんだん忘れていてしまうけど、まだ記憶が鮮やかなうちに。

 

てなわけで、みんなのお題より「忘れられない映画やドラマのセリフ」で選んだ映画がシルヴェスター・スタローンで有名なボクシングの映画『ロッキー』🥊 小さい頃に家のテレビで父と一緒に見た記憶がうっすらとあるのですが、もうほぼ内容忘れていて。それを旦那に伝えたら(何故か)私の父の大ファンの旦那が「パパさんの好きな映画〜!見よう〜!」ということで20年ぶりくらいに見ることに!あまり期待していなかったのですが、意外にも私自身がかなり気に入ってしまったというわけです☺️

 

 

ロッキーの口癖「~, you know?」

ロッキーの口癖といえば、全ての文章の語尾に「~, you know?」がつくこと。私も英語で会話している時無意識にたまに使ってしまうのですが、彼の場合はもう全ての語尾にこれがついてくるくらいの強い口癖。笑 映画始まってすぐに気づくと思います。

 

ロッキーは賭けボクシングや取り立て人の手下をしながら日銭を稼ぐ、お世辞にもいい生活・育ちがいいとは言えないので話し方や使う言葉選びもいいとは言えないのですが、彼自身の心はとてもピュアで、女性や弱者を守る意識があったり、若い女の子が煙草を加えて若いヤンキーみたいな男の子たちとつるんでいると声をかけて、若い女の子なんだからこういうことをしないほうがいいよと説教をしながら家まで送ってあげるような人です。

 

だからか、、最初は気になってしまうこの口癖もどんどん可愛らしく聞こえてくるのが不思議。

 

ちなみにスタローン氏の独特な喋り方は、出産時の医療ミスの影響で言語障害と顔面麻痺を患っているからだそうです…。逆にこの若干慕ったらずな話し方がより一層ロッキーの強くてかっこいいけど可愛らしいイメージに貢献していると思います。

 

 

最愛のエイドリアンに対してのプロポーズの言葉「wouldn't mind marrying me too much」

I always wonder if you wouldn't mind marrying me very much...

Adiran: What did you say?

If you wouldn't mind marrying me too much

 

映画『ロッキー2』にて、世界チャンピオンクリードとのマッチに勝利して、いまやボクシング界最強のロッキー、だけどプロポーズの言葉はふわふわっとしてます。

日本語に直訳すると「いつも思うんだけど、あなたは私と結婚することをそれほど嫌がらないかなって」っていう感じ。この言葉聞いた時、ツッコミどころ多すぎて、まず「wouldn't mind marrying」って言い方ある?とおもったら、「very much/too much」っていう語尾でもうにやにやしてしまい笑 ロッキーとても可愛いし、エイドリアンのまっすぐさも可愛い。すごい変なプロポーズの仕方だと思うし、かっこわるいのにとてもロマンチックに聞こえるという。というわけで、謎にこの言い方にとろけてしまった我ら夫婦はにまにましながら「wouldn't mind ~ing very much?」と、旦那との会話に混ぜてみたりしています。😂

 

youtu.be

 

 

あとがき・ロッキーの制作の裏話を読んでいたら感動した

映画『ロッキー』はシルヴェスター・スタローン氏(Sylvester Stallone)が脚本を手がけて作られています。この映画が作られる前は、ほぼほぼ無名だったスタローン氏。オーディションに受けては落ちまくりながら、ポルノ映画に出演したり舞台や映画の完全脇役などに出演してなんとか食い繋いでいたようですが、ホームレスをしていた時期もあったそうです。そんな中、たまたまテレビで見たボクシングの世界ヘビー級タイトルマッチにインスパイアされてたった3日夜通しで書き上げた脚本が「ロッキー」だったそうです。

この脚本をあちこちに売り込むもうまくいかず、貶され笑われを繰り返していたそうですが、1箇所彼の脚本に目を留めて高額で買取のオファーをもらったそうです。ただ、その条件がその時代一世風靡をしていた有名な俳優を主人公に起用するというもので、スタローンはこれを断り、少ない製作費で知り合いなどに出演を頼んだりしながら、自分が主役として映画『ロッキー』を完成しました。初めはほんの数カ所の映画館での放映だったそうですが、少しずつ口コミで広がり世界大ヒット。「第49回アカデミー賞」で作品賞・監督賞・編集賞を受賞し、「第34回ゴールデングローブ賞」でドラマ作品賞を受賞するなど、瞬く間に世界的スターになったというわけです。

 

Sylvester Stallone

いわゆるアメリカンドリーム?のような素晴らしい人生の道のりに感激してしまいました。シルヴェスター・スタローンの人生を振り返るような伝記など読んでみたいと思いました。ちょっと調べてみます。

 

 

今は彼が主演・脚本の別のシリーズ『ランボー(Rambo)』を見ています。個人的には『ロッキー(Rocky)』の方が好みですが、これもなかなか面白いです。

 

それでは☺️ 

 

 

 

 

 

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