最近映画を見ることが減っている。学生の時は映画館の見放題のサブスクリプションに登録していて、暇があったら足を運んだもんだが、仕事を始めて夫と生活をし始めてからなかなか足が遠のいてしまった。それからはNetflixやAmazon Primeで映画をたまに楽しんでいたが、その頻度はどんどん減っている。なので1ヶ月のうちに2回映画館に足を運んだのは、最近にしてはかなりめずらしい。
『国宝』
見ることになった経緯
10月の初めに日本に一時帰国をした。フル5日間しかいないというかなりバタバタの帰国。その中で親友の結婚式、2人の友達と別の日に会い、父に会い、祖父母のお家で母も一緒に滞在したので、かなりフル稼働だった。日本について次の日に会った友達に突然、「歌舞伎好きだっけ?」と聞かれた。私は舞台芸術全般が好きだが、特に歌舞伎を追ったことはなかったし、その友達も歌舞伎を普段見に行きタイプではないので驚いた。そしたら「今やっている映画で歌舞伎をテーマにした作品なんだけど、すっごくいいよ!もし日本にいる間に時間取れたら見て帰って!」とのことだった。ああ、なるほど。実は、『国宝』というタイトルはいつもアマゾンのほんのランキングを見ていてトップに君臨していたので、名前だけ知っていた。吉沢亮の写真が帯に使われているようだから、ドラマか映画なのかな〜なんて思っていたが、何についての話かは全く知らなかった。友達は「3時間もあってすごく長いんだけど、そんな感じがしなかったよ!」とゴリ推し。
そして次の日に、友達の結婚式で数人の友達と会った。そこでも『国宝』の話が持ち上がった。みんな、長いけどすごい面白かった、歌舞伎を見に行きたくなったと語っていた。さすがにこんなにいろんな人に勧められたら、興味が出てくる。私は祖父母に友達に『国宝』という映画をすごく勧められたから一緒に行かない?と誘ってみた。そしたらびっくり、2人は公開初日に見に行ったらしい。祖父が楽しみにして見に行きたがったそうで、祖母からは私の友達と同じように「長い映画だけどすごく面白くてあっという間だった」ということだった。なんだか、日本まで来て1人で映画に行くのも気乗りがしなくて、最後の砦(?)で母を誘った。母はあまり密集空間が好きじゃないし映画館に行くのは最初は拒んでいたが、祖父母の勧めもあり共に見に行った。
感想
壮絶だった。自分自身は歌舞伎と特に縁があるわけではないが、これが自分の、自分の母国のカルチャーなのだと、心にぐっと来るものがあった。いちいち丁寧にお辞儀する仕草やある意味回りくどい美しい言葉遣いなど、おそらく外国人は仰々しく理解不能と思うだろうが、そういうものすら、我らが誇れる日本の文化なのだと思わされる。こんな生き方はできない、そしてしたくないな、と思った。でも主人公の2人は普通の人たちが持つことができない深い絆と友情を持つことができて、その点で羨ましくも思える。戦いや戦争で日常的に死を目の当たりにしていた時代の男同士の友情と少し似ていると思った。
見る価値があるか?あると思う、面白かった。終わりかたは想像していなかった。また、映像と衣装と、俳優たちが美しかった。吉沢亮と横浜流星はよかったが、少し重みにかけると言うか、顔が現代っ子すぎるというか、すこーしそんな感じがしてしまった。やはり渡辺謙には圧倒された。まさか今、歌舞伎をテーマにした作品がこのように日本で大ブームになるとは思っていなかったので、外部から見て面白いしいいことだと思った。
イギリスでも公開されるらしい
LEAFF(London East Asia Film Festival)の主催で、11月2日にロンドンのレスタースクエアのOdeon(ODEON Luxe Leicester Square )で『国宝』が上映されるそうだ。
『The Smashing Machine』
『The Smashing Machine』はドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラント主演の、UFCレスリング殿堂入りしているマイク・カーの実際にあった話を元にした映画である。
見ることになった経緯
最近趣味として、Netflixで生配信されているWWEプロレスを時々見ていて、今俳優で活躍しているドウェイン・ジョンソンが「ROCK」としてもともとはWWEプロレスラーだったことを知った。また、夫が最近趣味でボクシングを始めたので、それもありなんとなく、マーシャルアートに興味が湧いているのもあり、たまたま見かけた映画の宣伝が面白そうだったので、久しぶりに映画館に行こうじゃないか、と言う話になった。
感想
UFCはWWEと違い、台本(ストーリーライン)などはない、リアルなファイトで、顔が血まみれになることも普通なかなりハードなレスリングである。もちろん、ここは蹴ってはいけない、こうすると違法だ、などといくつかのルールはあるが、相手に怪我を追わせるのは基本普通のことであるから、見てる方も目が痛い。そして、面白いのがこの映画で出てくるほとんどの試合が行われていたのが日本の東京ドームである。なので、東京の景観、日本人のスタッフやマネジャーなどが多く出てくる。これは全く予想していなかったし、これは実話であるから、東京ドームがいっぱいになるほどのレスリングファンがいたということに驚く。マネジャーの中には大沢たかおがいて、日本国歌を布袋寅泰がギターで演奏するシーンもあった。
ストーリーは、主人公の伝説的レスラー、マーク・カーと彼女の関係性と、おなじレスラー仲間兼トレーナーのマーク・コールマンとの友情にスポットライトがあたる。レスラー同士の2人の友情は素晴らしいものだが、彼と彼女は毒な関係だったと言わざるをえない。映画の後にキャプションで、2人はまた復縁して子供ができた、と書いてあった時は、「なんで?!?」と思ってしまった。主人公のマークはスポーツ選手として、かなりよくできた人物だと見えた。基本すごく穏やかで自分が思っていることをよく文章にして説明できる人物で、相手に対して感謝の言葉を忘れない。彼女のこともすごい悪いと言わないが、すごくストレスのある生活をしているマークを支えられるほどの力量が彼女にはなかった、2人はいい組み合わせではなかったと思う。
見る価値があるか?すごくドラマ性があるかと言われればそうでもないが、見がいのある映画だと思う。個人的に、最近の恋愛ドラマやアクション映画にはもう興味がなくなってしまったので、実際このようなもっと現実味のあるドラマが面白い。90年代、00年代の日本の姿を垣間見れるのも、なかなか面白い。
日本での公開も決まった
海外の映画が日本で公開されるときにタイトルが変わることは多いものだが、そのままらしい。アカデミー賞の候補にもなる?なっている?そうなので、おすすめである。
というわけで、久しぶりの映画投稿でした。年に5回くらいは映画見に行きたいな、と思うものです。これより前に見たのは、、『ペンギン・レッスン』だったか。たしか6月か7月に1人で見に来ました。これも面白かったので、おすすめです。
それでは!!!(^^)/~~~
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