基本土日を含めほぼ毎日仕事をしているので、めずらしく1日なにもない日が週末にあると、日帰り旅行に出たくなる。先週末は土曜日がめずらしく1日あいてたので、ケンブリッジに行くことにした。私は大学の夏休みに3週間ケンブリッジで語学留学をしたことがある。ケンブリッジは私にイギリスにもう一度住みたいと思わせてくれた、私の最もお気に入りの場所だ。お気に入りの場所とは言っても、2020年にロンドンに移住してきてから1度も足を運んでいなかった。オックスフォードやウィンザーには父が旅行に来た時や友達と一緒に数回行っているのに。そんなこんなで、夫がまだ一度もケンブリッジに行ったことがなかったので、それも一つの理由で今回日帰りでケンブリッジに行くことにした。
ロンドンからケンブリッジは高速電車があり、50分以内で行くことができる。往復チケットはTwo Together Railcardを使って2人で£33だった。
朝10時半くらいにケンブリッジに到着、普段10時くらいに朝ごはんを食べる私はお腹が空いてエネルギー不足だったのでまず朝ごはん探しに。ケンブリッジにはたくさん素敵なベーカーリーやコーヒーショップがあるが、お腹を満たしくれそうなブリティッシュブレックファーストを提供してくれそうな場所を探すのに手こずり、結局歩いてて見つけたイタリアン系のカフェでイタリアンブレックファーストを食べた。味はso-soという感じ。

夫はソフトウェアエンジニアでコンピュータサイエンスに興味があるので、たまたまGoogleマップで見つけたThe Centre for Computing Historyへ。だいたい中心部から歩いて30分ほど。行ってみたら、少し想像したのとは違い、古いコンピュータがたくさんありゲームやプログラミングなどを体験できる場所で、子供や古いゲームが好きな大人などにお勧めな場所だった。自分ではわざわざ足を運ばない場所なので、これはこれでよかった。子供連れ家族にはおすすめかもしれない。入館料は大人£12。



そのあとはまた、Cambridge Museum of Technologyというテクノロジー系のミュージアムへ。これは産業遺産博物館で、指定記念物にしていられているらしい。下水汲み上げ場と廃棄物処理場が一緒になっていて、実際に使われたビクトリア時代のパンプ工場を見ることができる。これも子供連れの家族などにいいと思う。入館料は大人£5ほど。
そのあと、少しケンブリッジの住宅街や公園をのんびり歩き、昔語学留学していた時に友達とよくピクニックに来ていたParker's Pieceの角にあるウクライナ系のカフェに。"Borsch to Go"という名前のカフェはウクライナ人夫婦がやっているとっても小さい野外カフェで、もちろんボルシチ、あとはウクライナの餃子ヴァレーニキや伝統スウィーツなどを売っていた。私たちはボルシチとナリスニキ(налисники)と呼ばれるコッテージチーズが入ったクレープのようなお菓子を購入。気温は25度ほどで晴れていて、公園の気持ちいい光景がよかった。昔このカフェに気づかなかったな、と思ったがGoogleレビューを見る限り2年前ほどにできたよう。




そのあとはより中心部に行って、ケンブリッジといえば、のケンブリッジ大学キングスカレッジのチャペルやさまざまな綺麗な歴史的建築を見ながら街歩き。

ケンブリッジといえば、パンティングへ。
夕方、過去にケンブリッジに3週間もいたのにやらずに帰ってしまったケンブリッジ名物のパンティングのガイドツアーに参加することに。夫はパンティングのことを知らず、ほぼ私が独断で連れていったが、ケンブリッジ大学卒業生のガイド兼パントのドライバー?の説明がとてもよく、とても満足したようでよかった。いろんなプロバイダーがあり、値段もさまざまでRedditやいろんなサイトのレビューを見て決めたGrantaというパブから出ているパンティングツアーを選択。パブ、というと旅行プロバイダーよりもいいのか?と思うかもしれないが、そこはガイド全員がケンブリッジ大学生もしくは卒業生のようで、またほんの少し奥まったところからやるので、距離が少しだけ長く大学の建物だけではなく川らしい光景を少し感じられるのがいい。私たちが行ける時間が不明だったため予約をせずに現地に行ったが何の問題もなく、チケットは1人£25だった。ここでツアーに参加する場合、提携しているパブとカフェが10%割引になるらしい。ツアー自体はちょうど1時間ほどだった。
ちなみにパブの名前であるGrantaはこの歳がケンブリッジになる前、中世時代に呼ばれていた名前Grantebrycge(グランタ川の名前がベース)からきているそうだ。




夏休みの土曜日でしかも天気も良かったので、かなり混んでいて、たまにパント同士がぶつかるハプニングもあったが、特に問題はなく。特にガイドがどんな質問にもよく答えられるし、とてもわかりやすいイギリス英語でいろいろ教えてくれてとても満足度が高かった。川沿いに見えるケンブリッジ大学の建物一つ一つを歴史背景とともに説明してくれて、たまに面白いエピソードやどんな有名な学者がここで勉強していたなどの豆知識も知ることができた。川沿いからは、有名なキングスカレッジ、クイーンズカレッジ、トリニティカレッジなどを見ることができる。
ちなみに、ガイドの彼はケンブリッジ大学を卒業して、ロンドンで修士課程に行くそう。イギリス人と南アフリカのハーフだそうで、昔ボツワナなどにも住んだことがあるが、基本はロンドンで育ったそう。今はジョージア人の彼女がいて、最近行ったジョージア旅行の話など少し個人的な話も聞くことができた。あまり、観光客向けにエンタメ化したガイドではなかった?ので、逆に心地よかったので、とてもおすすめ。
終わったあとはすこし歩き回って、恒例・ポストクロッシングを始めてからほぼ毎度忘れないようにしているポストカード探しへ。10枚£5で買えたので、割とお得かな?個人的にどの年代にどのカレッジが誰の命で建てられたのかなどがわかるのが、面白くてお気に入り。また、ケンブリッジに冬に行ったことないのだが、少し雪が積もった川沿いの写真もとても素敵だ。

帰りはディナーで中華料理へ。中心部から駅に向かう道Regent's Street沿いにあった1+1 Rougamoという中華屋さんがGoogle上で4.4⭐️と好評だったので、そこに行くことに。頼んだビーフスープヌードルと餃子がとっても美味しかったので、ここはすごくおすすめ。

とそんなこんなで、のんびりした日帰り旅行が終了。多分初めてケンブリッジに行くなら、The Fitzwilliam Museumとか、Cambridge University Botanic Gardenとかがいいかもしれないが、ほかにもいろんなミュージアムがあるので、ぜひ何度か数回に分けてのんびり訪れてほしい場所だ。ロンドンからの交通の弁は最高だし、人によってはケンブリッジに住んでロンドンで働いているなんてころもあるそう。個人的に、雰囲気はロンドンよりも好きで、ケンブリッジに住みたいとも思うが、夫のように流石に毎日ロンドンの中心部に行かなきゃいけないのなら難しいよな、なんて思う。