イヤホン紛失。
これまで、SONYのワイヤレスイヤホンWH-1000XM3を4年近くに渡って使ってきたが、3年目にしてバッテリーの寿命が短くなってきたのと反応が鈍くなってきたので同じシリーズの新しいイヤホンに買い替えようと思っていた。そして、ちょうどその時期に行った夏の長期旅行中にイヤフォンをどこかに置いてきてしまい、これを機にお目当てだった新しいWH-1000XM5に買い直した。日本価格だとソニーのオンラインストアの正規価格で41,800 円(税込)。日本でもいろいろ価格を比べれば3万円台後半で買えるようだが、基本電化製品は日本よりイギリスで買うのが高いことが多いので(アップル製品など)、結構悩んであちこちのオンラインストアを調べて比べて、£189(36,000円前後)という破格を見つけて買った。ノイズキャンセリング機能もより高クオリティになり、サイズも半分くらいに小さくなってとても気に入っていたのに、去年11月半ば、まだ買い替えて2ヶ月くらいで無くしてしまった。ジム後に帰宅してイヤフォンを耳から外してケースに戻そうとしたら見当たらず。ジム前にカフェにも寄ったので、おそらくそのカフェかジムに置いてきたと思うけれど見つからなかった。その直前にもイヤフォンを本気で無くしたと思って夫にも「なくしてしまった」と嘆いて、ジムにもメールをしたことがあり、その時は結局自分のコートのポケットに潜んでいたことがあったので、今回本当に無くした時にはもう自分の注意不足が改めて思い知らされて、イヤフォンを持つ資格がない気がした。前のイヤフォンは4年近く無くさずに愛用してきたのに、新しいイヤフォンとは縁がないような気がした。というわけで、新たに買う意欲は失せ、とりあえずイヤフォンなしで生活してみることにした。
これまでは基本的に1人で出かける時には玄関を出るタイミングと同時にイヤフォンを身につけて、音楽、ポッドキャスト、オーディオブックのどれかを聴いていた。今は外を歩いている時間は風で木々がざわめく音や車や人が行き交う雑音をバックグラウンドにいろいろ考え事をしている。人間って寝ている時に夢を見るのは、日常であったことを脳が整理をしているからとどこかで読んだことがあるけど、それを意識的にやっている感じ。過去の自分の行動を振り返ったり、今日やっておきたいことを頭の中でTo-doリストにしたり、将来叶えたいゴールとかそのためのステップとかを悶々と考えながら過ごしていると歩いている時間なんて結構あっという間に過ぎるし、頭の中が整理されてすっきりする。たとえば、この雑記もアイデアはそんななかで思いついた。これまでイヤフォンで音楽を聴きながら歩いている時も、結構いろんな考え事をしているつもりではいたけど、耳にダイレクトに響く音楽や話し声がないと何にも邪魔がなくもっと濃く考え事をしている気がする。
サイレントウォーキングというらしい
『イヤホンなし生活』とググってみた。そしたらイヤホンなしで1人で静かに歩くことを”サイレントウォーキング”というらしい。このサイレントウォーキングを勧めているForbesの記事を見つけたので貼っておく。脳の構造と機能に関する科学誌『Brain Structure and Function』で2013年に発表された研究で、マウスを異なる聴環境にさらす実験を行ったところ、静かな環境がニューロン新生(新たな脳細胞の生成)を促す可能性を見つけたそうだ。人間とマウスの脳にはかなり違いがあるので確証されている効果はないが、もともとのウォーキングの効果と合わせてサイレントウォーキングはいい意味で注目をされているよう。とくに、自然が豊かな環境を意図的に選んで静寂な時間を過ごすと、メンタルヘルスへのいい効果があり、脳が活性化される傾向もあるらしい。やはりロンドンの中心部に住んでいるとなかなか静寂を得ることは難しい。それでもイヤフォンから耳にダイレクトに誰かの話し声や音楽を常に届けるよりは、イヤフォンなしで外を歩くことはサイレントウォーキングに近い効果をもたらしてくれそうだ。
イヤフォン中毒?
いくつかブログやノートでイヤホンなし生活をしてみた人の投稿を見つけた。そしたら、私と同じように外からの雑音や自然の音が意外と悪くないこと気づいた人もいれば、イヤフォンの重要さを発見した人もいた。知恵袋ではイヤフォンなしでは生きていけない、ヘッドホンがないと不安といった投稿が見られた。そこで実際に外で周りを見渡してみた。
ジムに行くと9割の人がワイヤレスイヤホンもしくはヘッドホンをしている。たまに、(あっ珍しく痛フォンしていない人を見つけた)、と思ったら、片耳にしていることも多い。混んでいる時間のジムだと、「後何セット残ってますか?」なんて会話になるけど、その時大体一瞬最初の一言で誰かが話しかけているのに気づいてイヤフォンをずらして会話する、ってことが基本だ。私もこれまではその中の1人だった。ロンドンの地下鉄を見ていると1人で座っている人は大体イヤフォンをしている。ロンドンの地下鉄は耳の鼓膜を心配するほどうるさいのでまあ、気持ちはわかる。ただ、たまにカフェや外を歩いている人の中には友達やおそらく家族などといるのにも関わらずイヤフォンをしている人もいる。きっとノイズキャンセリング機能を使わず外からの声も聞こえるセッティングにしているのだろうが、それでも人と一緒にいる時に別の音を同時に聞いているのは人としてどうなのだろう。もちろん、人によっては生まれつき雑音が苦手で精神的に悪影響が出るなどの人もいると思う。もしくは大きい音が苦手で耳栓を常に持ち歩いている人もいると思う。そういう人は例外として、人と時間を一緒にしているのにイヤフォンをしている人は個人的に苦手だ。私の周りにはそういう人はいないが、ないを聞いているのだろう、音楽?疑問だ。生き物として常に耳に何かの音を欲するというのは、自然じゃ無いと思う。自然ではないことを常にしたがる、ないと生きていけないというのは、中毒と言えるのではないか。あまり長くイヤフォンをしていると将来的に聴覚にも悪影響があると言われているし、イヤフォンの使いすぎで年取った時に耳が遠くなるのは避けたい。
そう考えると、イヤフォンを持ち歩かないしワイヤレスイヤフォンを持っていない私の夫はかなり少数派になる。ジム行く時も電車に乗る時も基本イヤフォンはしない、ごくたまに家でYouTubeなどを見る際に、昔iPhoneを買うと一緒についてきたワイヤー付きのイヤフォンを使ったりしている。それでもほとんどの時間は仕事のミーティングも動画視聴もステレオを使うタイプだ。ある意味そんな存在が身近にいるからこそ、イヤフォンなしの生活に人より耐性があるのかもしれない。
イヤフォンが欲しいと思う時
だからと言ってイヤフォンが悪いと言っているのではない。イヤフォンてすごく便利だし、イヤフォンなしを数ヶ月続けてきたが、それでもいつかは買いなおそうと思っている。まずは音楽を聴く時間が一気に減った。というよりはほぼゼロになった。Spotifyを確認すると明確である。最後に聞いた音楽は自分の仕事であるピアノレッスンのために生徒が弾きたいと言ってきた映画音楽の作曲家を調べた時。家で音楽を聴くときはYouTubeを使う時が多いから余計バックグラウンドで使うタイプの音楽ストリームサービスは利用しなくなった。これは私が一人暮らしから同棲を始めた時と似ている。私が一人暮らしをしていた時は、1人の寂しさを紛らわせるために何らかの音を常に流していた。家でくつろぎながらYouTubeを見る時間も後ろでSpotifyが音楽を流していたような気がする。先ほど述べたように私は人といるときは基本イヤフォンをつけない。Spotifyが毎年リリースする1年間でトータル何分音楽を聴いていたかが一人暮らししていた時と同棲後の1年だと3分の1になったのも頷ける。ロシアにいた2週間イヤフォンのことを思い出したのは、おそらく2から3回ほど。基本的に常に夫と一緒に行動をしていたので、電車と飛行機の長距離移動の時くらいだ。夫と2人暮らしになってからは音楽やポッドキャストをイヤフォンで外でのみ聴いていた。そして今はイヤフォンがないので、ゼロになった。
でも音楽を聴く時間は欲しい。あとポッドキャストも知識を深めるのにいいメディアだ。たまにポッドキャストなどを聴くために利用するのはありかもしれない。
あと、この雑記を書いている今、イヤフォンがちょっと欲しいなと思った。イヤフォンなしでも大丈夫という記事を書いているのに矛盾だ。今ロンドンの忙しいエリアのおしゃれなコーヒーバーでこれを打っている。店員さんの声が結構響いていて、しかも日本人の店員さんが2人いるようでその会話がたまに入ってきて集中が途切れる。このカフェは珍しくなんの音楽も流していないのでそれも理由かも。こんなときはイヤフォンでクラシック音楽などを聴きたい。
またイヤフォンを買い直した時には、もっとヘルシーな使い方をしていきたい。あとはどんどん小型になっているワイヤレスイヤフォンだが、あまり頻繁に利用しないなら一番最先端のものを買う必要はないかもしれない。
そんなこんなでここまで読んでくださりありがとうございました。また他の記事でお会いしましょう🙌